ショートカット実行の手間を省く
iPhoneショートカットは日常の様々な操作をワンタップで実行してくれる便利なアプリですが、ショートカットを実行するには
「iPhoneのロックを解除 ショートカットをタップする」
といった動作が必要になります。
特に「iPhoneのロックを解除」するのはFace IDが使えない状況の時は面倒くさいですよね。
そこでショートカットの実行を自動で行ってくれる「オートメーション」という機能を使います。
オートメーションでは時刻やバッテリー残量、ある場所に到着した時など様々な状況になった時にショートカットを実行してくれます。
今回はオートメーションのNFCを利用してiPhoneをかざすだけでショートカットを実行できるようにする方法を紹介します。
NFCタグを用意
まずNFCタグというものを用意します。
NFCとは「Neer Field Communication」の略で、日本語では「近距離無線通信」といいます。
SuicaやPASMOなどのICカードに使われているFeliCaをイマージすると分かりやすいですね。
このNFCタグは情報を読み取る際に使われるタグのことで、スマホをかざすだけで様々な動作が実行できます。
iPhoneの場合、5s以前のモデルは対応していません。
今回はAmazonで購入したNFCタグを使用しますが、買う前にどんな感じか試したい場合は交通系ICカードでも代用できるので是非試してみてください。
オートメーションを設定
オートメーションを追加
オートメーションを作成
NFCをタップ
NFCをスキャン
アクションを追加
今回作ったアクション
「振動」をアクションの中に入れておくとタグを読み取った時に分かりやすいです。
スムーズに実行する設定
注意点
iPhoneにNFCタグをかざすときはiPhoneの画面が点灯している必要があります。
ロックの解除は不要ですが画面が消えている状態だとNFCを読み取ってくれないので注意が必要です。